【離婚】カサンドラ症候群
- 加藤貴世
- 2021年3月22日
- 読了時間: 2分
東京都国立市 アイリス法務行政書士事務所の加藤貴世です。
ここ数年、カサンドラ症候群について取り上げられることが多くなってきました。
発達障害やその疑いがあるパートナーを持つ人は、相手と気持ちの通い合う関係を築くことが難しく、うつなど心身に不調を来すことがあります。
そのことを周囲に相談しても、なかなか理解されることはありません。
相談したとしても、「まじめな人なのよ」や「みんな、そんなものよ」と言われてしまうのです。
そして、日々の孤独感や長年感じる違和感から、うつや不眠に悩まされます。
このような状況・症状を、呪いで予言を信じてもらえなくなったギリシャ神話になぞらえて「カサンドラ症候群」と呼ぶようになりました。
こういったことは、一人ではなかなか気づきにくいものです。
自分の配偶者はちょっと変わった人や独特な人くらいに考え、発達障害やその疑いがあるとは、まず思わないからです。
もし自分が「カサンドラ症候群」ではないかと感じたら、まず自分の時間を確保しましょう。
安心して話せる人に話を聞いてもらったり、カウンセリングを受けたり、関連する本を読んだりすることで冷静になり、悩みを具体的に自覚することができるようになります。
問題が具体的になることで離婚へと進む場合もあります。
しかし一方で、離婚を考え直し、関係を修復できる可能性も大きいと感じます。
そのためにも悩みを安心して話せる場所を見つけ、気持ちを整理することは大切です。
女性行政書士が丁寧に対応いたします。
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